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なんと本拠地ボストンでの優勝は95年ぶり!
世界中が注目する中、ついにやってくれました上原。
なんと本拠地ボストンでの優勝は95年ぶり!。
日本人の期待も勿論ハンパない。
それもそのはず、日本人初の胴上げ投手の姿がついに実現したのだから。
※「ワールドシリーズ(WS)」:メジャーリーグ(MLB)の優勝決定戦。
=事実上の世界一
◆日本人大リーガーとして史上初のワールドシリーズ胴上げ投手は地元でも人気者
上原の地元密着ハイタッチ動画は世界中に配信されファンを癒しの絆で繋いだ。
最愛の息子、一真くんもヒーローインタビューのクールさで人気急上昇。
球場ウォーミングアップを仲良く一緒に行う姿も好印象の一つ。
■30日米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制):試合結果
レッドソックス(ア・リーグ)6―1カージナルス(ナ・リーグ)
対戦成績4勝2敗:6年ぶり8度目の優勝
・七回二死満塁のピンチ:田沢がで打者1人を抑え無失点で切り抜ける
上原が九回を無安打無失点でEND!
95年前のワールドシリーズでは、あの「ベーブ・ルース」が活躍。
シリーズ制覇に導いた
その1918年当時は日本のプロ野球はまだ誕生していませんでした。
◆上原の雑草魂、その原動力は「反骨心」
・大阪府寝屋川市出身
東海大学付属仰星高等学校で初めて野球を始める。
当時は夏の府大会で敗退したため全くの無名。
・大阪体育大学へ2浪し合格。
・阪神大学リーグでは主戦投手として優勝に貢献した。
・第13回インターコンチネンタルカップ決勝
当時、国際大会151連勝中だったキューバ相手に先発して勝利投手となる。
・1998年のドラフト:巨人入団
この時既にメジャーリーグの「アナハイム・エンゼルス」との争奪戦となっている。
※背番号19の意味:浪人生活を送った19歳の1年間を忘れない!という想いから希望した。
・1999年:自分自身を雑草に喩えた「雑草魂」という言葉は流行語大賞に選ばれる。
メジャーリーグ
ボルティモア・オリオールズ:右ひじ腱の部分断裂が判明し故障者リスト入り
引退を余儀なくされるほど精神的に追いつめられたと言う。
テキサス・レンジャーズ~ボストン・レッドソックス
27試合連続無失点:レギュラーシーズンからワールドシリーズまで年間4度、胴上げ投手となる。
◆4月15日:爆発テロ事件
球場近くでの惨劇は多くの死傷者を出しました。
まだ、記憶に新しいところです。
この、悲しみにくれる街に勇気を与え最高のフィナーレに導いたのが上原だったのです。
「けがしたら、それだけの選手」と重大な怪我・故障を乗り越えてきた身体はボロボロだという。
第一線投手としては決して若くない38歳メジャーリーガー。
雑草でもやればできる。
諦めなければ夢は実現する。
38歳の反骨心
もちろん、日本人の隅々までに感動と勇気を与えたことは言うまでもありません。