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32年間続いた長寿番組がついに終了。その本当のワケとは?
人気のフジテレビ生放送「笑っていいとも!」が終了する。
突然の番組終了発言にびっくりされた方も多いのではないでしょうか。
それもタモリさん自らが生放送番組中にコメントしたのですから。
スタジオ中が騒然となるのも無理はありません。
ことの発端は、2013年10月22日放送「笑っていいとも!」の生放送中。
ゲストの笑福亭鶴瓶さんからの質問にきっぱりと応える形でコメントしました。
ここ数年は毎年のように、タモリ降板だとか番組終了の噂はありました。
実際にそれが現実的になったのは6月に就任した亀山千広社長の方針に
よるものが大きいようです。
~番組内で発言された、タモリさんの注目されるコメントまとめ~
・3月いっぱいで「いいとも」終わる。
でもね、30(歳)からこの世界入ったじゃん。
スルスルスルって横滑りして入って、30から6年後にこの番組入ったの。
「いいとも」で、芸能人としてはじめて格好がついたんで。
32年、フジテレビがずーっと守ってくれたんだ。
本当にこれは感謝してもしきれない。
中居さん: 「正式なことなんですか? それは」
・正式なこと。出演者の皆さんにもお世話になって。
国民の皆さんにも、どっちむいても感謝です。
ありがとうございます。
などなど、鶴瓶さんや中居さん、大竹さん、ローラさん
との絡みの中でしみじみとコメントされました。
残された半年間はまた盛り上がることでしょうね。
最後の1週間、最終回は過去の最高視聴率27・9%に
近い数字も期待できるのではないでしょうか。
◆そもそも番組終了の決定的な理由とはなんでしょう?
・まず、視聴率低迷はいうまでもないことでしょう。
年間平均視聴率でいうと、2011年が7.3%。
12年は6.5%、今年は今現在までで6.3%と右肩下がり。
32年間も続いた超人気番組だけに数字低迷の慢性化もあったようです。
(現在は業界3位)偉大なるマンネリとも言われてきました。
フジテレビとしては局全体の数字(視聴率)低迷の底上げをしたい。
昼時間帯の貴重な視聴率も決して見逃せません。
決断したのは、亀山千広新社長の方針でもあるのでしょう。
・時代を常に先取りしてきた番組制作の関係者も悔しさは隠しきれません。
しかし、「金属疲労」による終了は致し方ない、との考えもあるようです。
・高額ギャランティ
毎回200万円ともいわれるタモリさんのギャランティ。
それに加えスマップの中居さんも高額なギャラ。
数字低迷を抱え、Wでの高額ギャランティ支払いは会社組織として
運営は厳しいと判断せざるを得ないかもしれません。
これは後番組の伏線とも考えられますが。
(情報は記事最後に記載します)
・番組制作側とのトラブル
これもいろいろと囁かれていますね。
ギャラダウンにともなうこと。
番組コーナーのタモリさんとの意見相違。
32年間も続いてきた「あうん」の呼吸も、永遠とはいきません。
制作ポリシーが変わると同時に時代の流れには逆らえないところも
あるのでしょう。
それにしても、32年間番組の人気を維持してきたタモリさんの功績。
まちがいなく偉大なことです。
◆輝かしい「いいとも!」の歴史
ギネス世界記録を更新中:「単独司会者による生放送番組放送回数」
”みのもんた”さんは「掛け持ち司会者」のギネス世界記録でしたが
こちらは「回数」ですね。
同局の帯番組、最長記録を誇っていた「スター千一夜」の記録
(22年6か月)を大幅に抜き更新中。
「いいとも」コールは国民的流行語に:「そろそろいってもいいかな?」
「いいとも!」の掛け合いは現在も衰えることのない国民的標準語?に。
何かと話題になる「いいとも青年隊」も番組の軸として活躍。
歴代、数々のスターを生み出した。
◆「笑っていいとも!」後番組は?
では、来年4月以降の番組はもう決まっているのでしょうか?
タイトルは
「ハッピー・ピープル(仮題)」
どうやら2時間枠のようです。
最近の昼時間帯の傾向に乗っかった形ですね。
司会はSMAPの中居正広さん。
●最新更新情報2013/10月24日
どうやら局アナ司会体制の有力説が浮上しました。
女子アナhは人気No.1カトパンこと加藤綾子アナウンサー
男性陣は調整中のようです。
フジテレビ側としては大物司会者を後継に置くのを考慮した。
それは長期に渡る司会で貢献してきたタモリさんへの礼節と配慮、ということらしいですね。
やはり、SMAPの中居正広さんは忙しすぎて物理的にレギュラー司会は
無理との判断。
また、次回の(もしくはさらに次回)編成には、と考えているようです。
あれれ、「ライオンのごきげんようは?
14時以降にスライドのようですよ。
なお、埋まらない尺は
「国分太一のおさんぽジャパン」で調整との話。
今のご時世、
抑えるとこは抑えてきた感ですね。
フジテレビの起死回生なるでしょうか。
この大改革に期待したいですね。