広島出身のテクノポップユニット
目次
「Perfume」の最新アルバムが海外の配信ランキングを席巻している。
さて、世界的に活躍できる人気の魅力・秘密とはなんなのでしょうか。
その前に豆知識を
◆テクノポップとは
1970年代末にイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)
ブームと並行するかたちで出現した。
語源には諸説あるが、日本でこの単語が定着する以前は、
ドイツ出身のkraftwerk、アメリカ出身のDEVOなどが挙げられる。
ブームは1980年がピークで、1983年のYMOの「散開」とともに終了。
その後2008年に中田ヤスタカがプロデュースしたアイドルグループ、「Perfume」が大ヒットし、このジャンルが再注目されたわけであります。
・音色メモリを駆使した楽器「シンセサイザー」の進化も
テクノサウンドを語るのには欠かせない。
Roland TR-808や当時大ブームを巻き起こしたYAMAHA DX7等が挙げられる。
その頃は猫も杓子もみんな使ってましたものね。
◆Perfume(パフューム)
2001年、広島県出身で(当時)11~12才の3人がPerfumeを結成。
2005年9月21日、シングル「リニアモーターガール」でメジャーデビュー。
2009年7月8日、アルバム『トライアングル』をリリース。1位を獲得。
2011年11月30日、アルバム『JPN』をリリース。1位を獲得。
2012年4月11日、シングル「Spring of Life」をリリース。
2012年8月15日、シングル「Spending all my time」をリリース。
2012年9月12日、アルバム『Perfume Global Compilation
“LOVE THE WORLD”』をリリース。
2013年2月27日、シングル「未来のミュージアム」をリリース。
2013年5月22日、シングル「Magic of Love」をリリース。
2013年10月2日、アルバム『LEVEL3』をリリース。
広島出身の仲良し3人組が世界に羽ばたいたわけですね。
まだ20代半ばにして、音楽活動も13年目に突入と、
まさに筋金入り百戦錬磨のユニットなんです。
◆万人受けしなくとも誰もが気になる存在?
たとえこの手のジャンルに興味がなくともハマる人は多い。
あ、テクノポップだなと目をやると目が釘付け、
みたいな感じでしょうか。
3人の女の子が何ともいえない不思議なダンスを
繰り広げている。
そこにミックスしたボーカルサウンドが
妙にマッチし絡み合う。
例えば、クラシック音楽の第一人者で他の音楽を一切受け入れないガチガチの音楽家であっても、Perfumeには目が釘付けになってしまう。
そんな、光景を自分を含めて沢山お目にかかってきた。
なので一般的な「万人受けしない」というのとはちょっと事情が違うかもしれない。
まさに不思議な魅力たる由縁とはこのことか。
そんな魅力はもちろん、国内に留まることはない。
◆世界119の国と地域にも配信
・国内のiTunes週間アルバムランキング1位
・香港・台湾・シンガポール・タイのiTunes ・アメリカ、カナダなど計19ヶ国でトップ10入り |
アジア圏では既に人気があったが、7月のヨーロッパツアーと今作で、欧米にも人気が広まった。
特に欧米では、最新のテクノロジーを駆使したライブや映像、彼女たちのファッションセンスも注目を集めている。
日本人特有の綺麗な黒髪も欧米のファンから支持されているポイントと分析する。
◆各国からは本作のCD化の要望が殺到、14ヶ国で発売決定
デジタル市場が格段に大きい海外において、ここまで多くの
国々でCDが発売されることは異例のこと。
要望を受けて海外向けの「インターナショナル盤」を特別に制作。
ブックレットには英語表記を追加。
DVDには地域ごとに英語、中国語、韓国語の字幕を入れた。
◆『第2回Perfumeダンスコンテスト』
アメリカ、ポルトガル、スペインなど17ヶ国・地域のファンから応募が寄せられた。
あまりの人気に「インターナショナル部門」が新設されたほど。
都内で行われた決勝戦には、香港と台湾から来日した参加者もおり、Perfumeの3人を感激させたという。
Facebook では日本と同じ情報を英語、フランス語、ドイツ語でも発信するため、海外ファンから18万を超す「いいね!」が寄せられている。
すごいね^^
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